■未処理
■磁気処理
防錆被膜マグネタイトとは?
赤錆・腐蝕の進行を止め、
安定した状態を維持します。

 マグネタイトは、非常に緻密で硬い強磁性体です。水や酸にも溶解しにくく、腐蝕に強いため頑強な被膜の役割を果たします。殺菌剤の塩素にも強いという特長も配管内壁には大変有効です。マグネタイトが生成されると腐蝕生成物である赤錆の進行はストップし、これに伴い腐蝕の進行も止まります。
 身近な自然界で見られるものとしては、海岸や公園の砂場などヘ磁石を持っていった際に得られる砂鉄が、マグネタイトと似通った結晶構造をしています。雨が降った翌日に海岸や砂場が砂鉄の錆によって赤く染まっていることが無いことからも、酸素や水分などに密接した酸化(腐蝕)しやすい条件下においても安定した状態を維持することがわかります。エコレイドが作るマグネタイトも砂鉄と同様に安定した不動態を示し、理想的な防錆効果を維持します。

マグネタイト/Fe3O4 = 磁鉄鉱 = 四三酸化鉄

黒錆によって錆を防ぐ技術はペンキやメッキがなかった時代から画期的な技法でした。南部鉄瓶や和包丁の表面の黒い被膜は人工的につくった黒錆です。針金や釘をガスバーナーなどで加熱すると表面が黒くなりますが、これも簡単な黒錆です。
ローレンツ力とファラデーの電磁誘導理論
磁界を運動する荷電粒子が磁界から受ける力、
それがローレンツ力です。

 1820年にエルステッドが電流の磁気作用を発見し、1831年にファラデーが電磁誘導現象を発見したことにより、モーターや発電機をはじめ、さまざまな機械に磁気エネルギーが利用されるようになりました。ローレンツ力の応用が一大エポックメイキングを果たしたと言えるでしょう。磁界中を運動する荷電粒子は、磁界から力を受けます。  
 これをローレンツ力といい、フレミングの右手の法則があてはまります。例えば図のように、「電荷q」を持った粒子が「磁束密度B」に対して垂直に「早さV」で運動しているとすると、この粒子が受けるローレンツ力は「f = qvBsinθ」となります。このことから効率良くローレンツ力を得るためには、水に一定の速度が得られ、かつ磁場に対して垂直に入射することが必要です。エコレイドは、この理論を忠実に具現化することで効率良くローレンツ力を得ることに成功。流速が遅く、ローレンツ力が弱い設備でも効果を発揮できるよう多極磁場を形成し、処理能力をあげる構造となっています
フレミングの法則
右手は発電機の原理、 左手はモーターの原理。
 磁場の中でコイル(導線)を動かすと、コイルに電流が流れます。これが電磁誘導で、発電機の原理です。このとき、磁場と導線と電流の間に一定の関係が生じます。これを右手を使ってわかりやすく説明したのがイギリスのフレミング(1849〜1945)で、「フレミング右手の法則」といいます。この右手の法則と反対の関係にあるのが「フレミング左手の法則」。磁場の中でコイル(導線)に電流を流すとコイルは電磁石になり、導線を動かそうとする力が生じます。これがモーターの原理ですが、磁場と電流と動かそうとする力の向きを左手の指で表現したものです。
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